水は、地表の70%を占めるかけがえのない要素。地球上に生きとし生けるあらゆる生命を支え、地球を地球たらしめている存在です。宇宙から見た地球が、地表の水の存在によって青い宝石のように見えることを知らない人はいないでしょう。地球が「水の惑星」と呼ばれるゆえんです。
また、人体の70%を占めるのも水です。水なしには、人は人として姿をなすことも、活動や生活をすることもできません。
創業期から水とのゆかり深い事業を展開してきた清水機工もまた、水によって存続しています。社名にも「水」の字をもち、水を大切にする思いは他に比して高いと自認しています。創業60年を機に新たに制定したロゴマークも、色・かたちともに水をモチーフにし、街が美しく整理されている状態を図案化したもの。上下水道、空調を技術でコントロールし、美しい生活空間、美しい地域の創造に寄与し続けている決意を表明しています。
水の惑星、水のデザイン
清水機工の本社社屋は千曲川右岸から約3kmの地点にあります。千曲川は、日本最長の流路延長(367km)をもつ信濃川の長野県内214km部分の流れ。長野・埼玉・山梨3県の境にある甲武信ヶ岳(標高2475m)に源を発し、多くの支流を集めて長野県東北信地域を縦断し、新潟県に入ってその名を信濃川と変えます。
流域の人々の飲料水源として、また農業、水産業、工業用水として、はるかな昔から地域にもたらしてきた恵みは、はかりしれません。その一方で治水の難所が多く、古来、数々の水害をもたらす流れでもありました。2019年10月の台風による大水害は記憶に新しいことでしょう。
千曲川流域で水に携わる企業として、清水機工は常に自然の恵みに感謝し、環境に配慮した事業推進に努めています。また同時に、災害に強く、万が一の際もいち早く復旧する水道設備、給排水設備の提供を使命として事業に取り組んでいます。
千曲川と清水機工